2001年11月5日 日米の反戦運動についての緊急レポートとディスカッション


2001年11月5日、サンフランシスコ対岸のオークランドのAsian Resource Centerにて、戦争に反対する日米ネットワーク主催*の会議が開かれました。会議は、日本から労組視察団からの報告とAPICA(Asia Pacific Islander Coalition Against War)、Nosei(日系アメリカ人コミュニティ組織)、Solidarity Committee(連帯委員会)からの活動紹介で進められました。
APICAからは、ベトナム系アメリカ人がスピーカーに立ちました。このグループは、アジア太平洋諸国の様々なコミュニティ組織が母体となって、ネットワークを組んでいます。具体的な行動としては、9月11日のテロ事件に対して、移民に対する差別・犯罪に反対、戦争に反対、市民的自由の侵害に反対という立場を取り、具体的な反戦行動の他、アメリカ史の勉強会、世代を超えた活動家の交流を進めていると報告がありました。
Solidarity Committeeは先日の11月3日のイベント「もう犠牲者は要らない」の主催者ですが、9月11日以来自然発生的に有色人種で形成された委員会の経緯などの報告がありました。
Noseiからは、アメリカにおける第2次大戦中の日系人への差別に触れつつ、現在のアラブ系住民への差別と状況がよくに入ているとの指摘があり、アラブ人との連携をしたい旨報告がありました。
この他、日本の労組からの報告、ディスカッションが行われました。先のアジア系の組織のメンバーと話しましたが、近々、アジア各国の大使館・領事館を対象としたデモを企画しており、これをきっかけに運動を盛り上げていきたいと言っていました。
戦争に反対する日米ネットワークのメンバーから聞いた話ですが、日本とアジア各国のグループが連帯するにあたり、日本と他のアジア環太平洋間にある問題は取り上げない、と確認されつつあるそうです。アジア系のグループはアメリカを「帝国主義」とはっきり言いますので、そうすると未だ歴史的な和解の進んでいない「日帝」という話は必ず出てきてしまうわけです。
記念写真
会議の出席者記念写真

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